芸術の秋、ベートベンを満喫
芸術の秋、10月2日に久し振りに演奏会に行ってきました。ベートベンの第七交響曲、圧倒的な力強さです。
その前に、音大の学生ながら、あちこちでプロのオーケストラと共演をしている前田妃奈さんによるシベリウスのヴァイオリン協奏曲。これも良かった。
退院して、まだ日の経っていない6月に出かけた、モーツァルトハウス・ウィーン弦楽四重奏団の演奏会は散々だった。駅から遠い会場までの歩きに難儀し、補聴器の調子も悪くて、ヴァイオリンなどの繊細な室内楽は、もうダメかと思った。
ところが、最近行きだした、しゃれた喫茶店、ベアトリーチェで、9月24日にヴァイオリン演奏会があり、演奏者のすぐ横で、ワインを飲みながら聴くという贅沢な時間を経験した。補聴器のレベルを調整して聴いたら、良く聞こえた。それで、気を取り直して、行ったのが良かった。
まだコロナの秋らしく、直前に指揮者が陽性になって、代わりに、キンボー・イシイという日本育ち、欧米で学び、小澤征爾にも師事したという人になった。メリハリある指揮ぶりも良かった。
2022年10月6日