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西郷小浜公園…奄美大島の西郷隆盛住居跡に完成

奄美

 奄美大島の西郷隆盛住居跡に公園が完成したというので、見てきました。流刑の地というのは出身者として引っかかるものもあるが、中学校の校歌にも、”南州遺訓たれし村”とあるように、身を捨てて国事に尽くした西郷の志は、私の身にも幾分かは生きているように思う。

西郷小浜公園

 西郷小浜公園 一家の銅像や芝生広場「末永く愛される公園に」
https://amamishimbun.co.jp/2024/03/23/49260/

 駐車場が有り、トイレがあって便利などと不埒なことを考えたが、、、。
奄美で産まれた西郷の子供達のひ孫が、「やっと家族が一緒になれた」という銅像への思いを読んで、子供だけ薩摩に引き取られて、一人島に残った愛加那の事を思うと、胸に迫るものがあった。

 もう一度、じっくりと訪ねよう。また、空港と寓居(東京との二拠点生活を始めた)との通り道にあるので、毎月ここを通る度に、愛加那の思い、西郷の思い、一家の思いを胸に致すことになりそうだ。
「隆盛家族の像」に感慨 菊次郎、菊草のひ孫が町民に感謝
 ……日本の礎を作った隆盛と、再会することがかなわかった家族が並んだ像ができた。町民と西郷塾に感謝したい
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c53617d95fa9b53819e09435caa63d093d039e1

島のブルース碑

 龍郷町育ちの渡久地政信が作曲、三沢あけみが歌って大ヒットをした「『島のブルース』碑」がすぐ隣にある。ボタンを押すと2コーラス聴くことが出来ます
 奄美大島も沖縄同様に、戦後アメリカの信託統治になっていたが、先に日本へ復帰できた。その70周年記念が、昨年、東京では大田区民ホール・アプリコであり、里アンナが朗々たる歌声を聴かせてくれた。その10年前、60周年記念は、渋谷公会堂で行われて、三沢あけみの生の島のブルースを聴けた。
その時の記事は、こちら。
http://mankai3.com/?p=924
 ちなみに、70周年記念では、式典の後、祝賀会の前に、芸能の島らしく、4時間近くもいろんな出し物があり、堪能しました。中でも、福山幸司、前山真吾というベテラン、若手の島唄の名人が感動ものであった。

今年の第九は、ウクライナ国立フィル

もろもろ

 今年の第九は、ウクライナ国立フィル、…、なんて言うほどの通ではありません、第九のライブは初めてです。2023/12/21に武蔵野文化会館で、ニコラ・ジャジューラ指揮、ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団による第九の演奏会があり行ってきました。
 しかも、ドヴォルザークの第九『新世界より』も併せて演奏するという、九並び、お得感たっぷりです。

 演奏は一糸乱れぬ力強いもので感動しました。来日に併せて、2019年に東京芸術劇場ライブ録音のCDも会場限定で発売されていました。買い求めて、帰って聴いてみると、これも素晴らしいが、2年にわたる戦争の苦々の中で、強さを増した緊張感ある演奏ということが改めてわかります。
 カーテンコールは撮影してよいという特別の計らいで写真もご覧頂けます。

20231221第九 ウクライナ国立フィル1
20231221第九 ウクライナ国立フィル2

奄美の夏 たつごう祭り

奄美

 もう夏休みも終わって今更ですが、7月8月は夏祭りのシーズン、コロナが5類になって、日本全国、あちこちで賑やかに行われたよう。
 奄美でも、4年ぶりの夏祭り、そのトップバッターとして、龍郷町で「たつごう祭り」が7月23日に開かれた。初めて参加したが、コロナで自粛していた鬱憤を晴らすかのような、すごい人出。
 午前中の舟漕ぎ競争は見られなかったが、夕方からの芸能ショウ(笑)、八月踊り、花火を堪能した。

大勢の観客


ショーの始まりは島唄、先ずは小学生が大人顔負けの唄と三線を披露してくれた。そして、いくつものダンスチームが、日本舞踊、ハワイアン、ジャズダンス、モダンダンス、…、と次々と舞台へ上がる。さすが芸能の島。

島唄

若い子のモダンダンス
モダンダンス2
子供の踊り
ラダンス
びっこ、ハンデ人
日本舞踊

中には、居合いの師範による演武、生竹を斬る。また、龍郷出身のバンドの熱演もあった。

居合い
蛇皮線ロック
菊次郎ミュージカル、琉球踊り

締めは、八月踊り。秋名集落の担当と言うことで、ペアの幾里集落も含めて相当に練習をしてきた。まんかい鍼灸院の隣の秋名コミュニティセンターで、何日も三線と太鼓の音が夜遅くまで聞こえてきた。
 本番もなかなかの達者な踊り。私は今回はカメラマンで、広角と望遠を両手に持ってビデオ撮影をした。終わりの六調では、外国の見物人も含めて大勢が踊りの輪に加わって楽しそうだった。
 次回は私も練習から参加して踊りに加わろう。
 花火を六調の終わり頃から、打ち上げだして、一層盛り上がった。3千発、近くの港から夜空に打ち上がる。今流行のクラウドで募金を募って、費用もカバーしたとか。

八月踊り

八月踊りと花火は動画もどうぞご覧下さい。

八月踊り1/2(たつごう祭り)

八月踊り2/2(たつごう祭り)

花火1/2(たつごう祭り)

花火2/2(たつごう祭り)
 明日から、奄美へまた行ってきます。4:00起きで成田は辛い。しかし、9月末には、一大イベント、国の重要無形民俗文化財『アラセツ行事』が地元で行われる。50数年ぶりに観ることができるのは楽しみ。

ベルリン交響楽団の運命

もろもろ

 ベルリン交響楽団が6月に来日して、29日に武蔵野文化会館で演奏会。聴いてきました。
 前半は、モーツアルト オーボエ協奏曲ハ長調 指揮者(H.シェレンベルガー)が元ベルリンフィルハーモニーの主席オーボエ奏者ということで、自ら指揮をしつつ独奏もした。
 オーボエは息を少ししか吐けないという珍しい楽器で、顔を真っ赤にして独奏をして、すぐに棒を振る。見ていて辛そう、と音楽以外のところが気になった。

ベルリン交響楽団 運命 武蔵野文化会館1

 後半は、ベートヴェン 交響曲第5番「運命」 有名な曲だが、生演奏は初めて。前から二番目の席で、すごい迫力、大音量で補聴器は思わず外した。
 第1楽章演奏中に、面白いハプニングが、…。力が入ったか、最前列のコンマスのバイオリンの弦が切れた。隣のバイオリニストが、自分のバイオリンと交換をして演奏はそのまま続いた。馬の尻尾でできた弓が何本切れるのは見たことがあるが、弦は初めて。
 第1楽章が終わると、隣のバイオリニストはすっと楽屋に引っ込んでいった。それに気づいた指揮者が、一番端っこの若いバイオリニストに見て来いとジェスチャー。見に行ったが、すぐに首を振って帰ってきた。それで、そのまま第二楽章に入った。第二楽章が終わったときに、バイオリンを抱えて戻ってきて、コンマスと目くばせであいさつ。それから、滞りなく、最後まで演奏、最前列で「運命」を堪能。
 アンコールのブラームス ハンガリー舞曲も興の乗った楽しい時間だった。

20230629ベルリン交響楽団 運命 武蔵野文化会館2

 外へ出ると、小雨。傘を持っていなかったので、駅までの遠い道を早歩き。結構、足はいけるじゃないかと思ったが、混んだ電車で立っていると、杖とつり革でも踏ん張るのはつらい。次の駅で座れてほっとした。

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