久しぶりのライブは良い、シューベルトとシューマンの弦楽四重奏曲

もろもろ

 友人の紹介で、武蔵野文化事業団の会員に2月になったが、人気の演奏会は発売日に完売になっていて、なかなかチケットがとれなかった。
 漸く、最初にとれた演奏会が武蔵野市民文化会館小ホールで今日あって聴いてきた。久しぶりのライブは良い。
 ポーランド出身のアポロン・ミューザゲート弦楽四重奏団による、シューベルトとシューマンの弦楽四重奏曲。

シューベルトとシューマンの弦楽四重奏曲 アポロン・ミューザゲートQ

 初めはシューベルトの4番、16歳の若書き、続いて9番、共に熱のこもった演奏で、第1バイオリン奏者は弓の毛が一部切れてしまうほど。
 後半はシューマンの1番。チェロから始まり、ビオラと低いゆったりした始まり、密度が濃く、まとまりが有り、メロディーも綺麗で、シューマンに刮目、感動の一夜だった。

※情熱的に全身を動かしながら弾いていたバイオリンに比べて、ほとんど体を動かさずに物静かに弾いていたビオラ奏者が、最後の第4楽章で熱演、こちらも弓の毛が切れた。結構、切れるものだ。

 この後、3回くらい予約ができた。昨日は、ベートベンのピアノ奏鳴曲を11月後半から3週間かけて全曲演奏というフレデリック・ギィも予約が取れたので楽しみだ。

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