芸術の秋、オペラを聴くと長生きする?

もろもろ

今年のイグ・ノーベル賞「医学賞」にオペラを聴かせると延命するというテーマで、日本人の研究者グループが受賞した。

ちょうど、友人が上野の東京文化会館にきたミラ・ノスカラ座の引っ越し公演で、ヴェルディのオペラ「ファルスタッフ」を聴きにいくと聞いた日受賞のニュースを聞いて面白い巡り合わせだと思った。

受賞した研究で使ったのもヴェルディのオペラ「椿姫」だった。こちらはネズミが実験対象で人間様にそのまま当てはまるとは限らないが。

友人に、後日、話をきいたら、さすがに上手い、良かったという。喜劇仕立てで、カタルシス効果があった。寿命が延びるかもしれないとのこと。今週は鎌倉へ演奏会を聴きに行くという。当に芸術の秋、羨ましいことだ。

私の方は、久しく演奏会へは出かけていない。秋は、剣道試合シーズンで、いくつかの大会の審判。また、出身の専門学校の学園祭で、太極拳の演武に応援出場と、スポーツの秋になっている。

音楽は、まんかい鍼灸院で日がな聴くのみ。もう少し軌道に乗ったら、演奏会にも行ってみたい。4月に鍼灸院をオープンするにあたり、久しぶりにオーディオシステムをあちこち見て歩いた。その昔、学生時代はLPをコツコツと集め、オープンリールでエアチェックをしたものだが、今は、カセットもMDも見当たらない。面白いものをみつけた。アンプレシーバが、複合機能を持っていて、CD、AM、FM、さらにUSBポートが、ついていてUSBメモリの音楽ファイルやiPod/iPad の音楽が、聴ける。その上にネットに無線接続できて、ネットラジオで世界中の放送を聴けたり、パソコンからiTunesでエアプレイできる。こんなに音源が多様化されているとはびっくりした。

スピーカはBOSEを検討したが、低音を強調していてクラシックに向かないようなので、トールボーイ型のスピーカを購入した。柔らかくて良い音なのだが、少しぼやけていて、ベルリンフィルの触れれば切れるような、しゃきっとした弦楽器の音が出ない。床にレンガを敷こうと思いながら、そのままだ。それでも、患者さんがいない時は好きな音楽を、かけてパソコンに向かっている。

 

何か論点がずれていっている、…。秋は収穫の時期、東洋医学では、夏の陽気から冬の陰気へと変わる時期、肺経(呼吸器、皮膚など)に影響が出やすいと言われる。季節の変化に体調をうまくソフトランディングさせるために、積極的に動いた方がよい。あなたの秋はどんな秋にしたいですか?

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