南無の会坐禅会 テキストが「生死」から、「禅の料理と食事の心」へ
坐禅の後に中野先生が解説を行う正法眼蔵のテキストが変わります。
少し重いテーマであった「生死」から、「禅の料理と食事の心」になります。
道元が中国へ渡ってまだ船に滞在している間に、最初に中国仏教の神髄に触れた料理責任者の老僧とのエピソードが活かされた典座教訓を初めとして、具体的な話でわかりやすい内容です。
また、事細かに説かれた料理係の心得は、食事を供することが自己中から、利他行、悟りへの道につながっていることも分かってきます。
それに、中野先生が永平寺で修行していた小僧の頃の食事係の話を伺えるのも興味あるところです。
2015年7月4日