IT もろもろ
困難な状況では歴史的、巨視的観点からものを見ると視点が変わって良いアイデアが出る。
ある大学から、「情報産業論」の講師を委嘱された時に、40年近いIT業界の経験を後輩に伝えることができる。と勇んで準備をして、てんこ盛りの内容で15コマの講義をした。10数年経って、かなり絞り込んで、整理されてきたが、初期の学生は大変だったろう。
それでも、今も残している内容に”宇宙/地球/生命/ヒト”の歴史がある。ソフトウェア技術者はストレスフルな職業なので、その乗り越え方の一環として話をしている。宇宙の歴史から見れば、人の一生などは一瞬の幻だ。産まれて直ぐに死のうが100歳で死のうがあっという間だ。などと煙に巻いているが、結構、学生には評判が良い。
今回のコロナウィルス騒動の中から、リモートワークによるITの活用だけでなく、働き方改革にも視点が向いている。飛躍的に変わる企業もたくさん出て来そうで、わくわくしている。
2020年7月11日
もろもろ
ここのところ、自宅近くをジョギングしているが、長いこと履いていた運動靴がへたって、底のゴムが剥がれてきた。
買い換えようと靴の流通センターへ行くと、平日は60歳以上は1割引という。これは良い。足幅が広いので、いつもアシックスを愛用している。気に入った色があったが、自分のサイズが見つからない、店長に聞くと、あいにく無いという。セール期間中で、棚にある分しかないというので、青みがかったものにしたら、それが良いですよ、汚れが目立たないしと、うまいことを言う。
レジの若い女性が値札通りの金額を言うので、「1割引じゃないの?」というと。
「お客様は60歳以上に見えませんよ」と言う。ちょっといい気分になったが、
「でも、60歳を超しているから、1割引の方が良いな」と言うと。
「済みません、セールの商品はお値打ちになっているので、1割引はありません」と言う。
最初から、そう言ってよ、と思いつつ、支払いを済ませた。
車に戻りながら、『遊ばれたかな』と思ったが、悪い気がしない。歳をとって若いと言われると、ついうれしくなってしまう、単純なものだ。
2020年7月3日
もろもろ
私が怒るのを見たことがある人は少ないだろう。滅多に怒ったことはない。しかし、最近キレそうな(キレた)ことがいくつかあった。
(1)都知事選で
三密を避けて事前投票という呼びかけに6/29に早速行ってきた。
行ってみるとたくさん来ていて並ぶわ待つわ。進みが遅い。投票所に入ってみると、記入机を一つおきにしか使えない。投票用紙を貰い、消毒済み鉛筆を貰い、記入したら、隣のおっさんが置いた鉛筆を係の人が片付けている。手持ちの鉛筆をどうしようと迷っていたら、収納箱に入れてくださいと言うので入れた。
次は都議の補欠選挙の投票用紙を貰ったが、鉛筆は無い? 尋ねると最初の所へ行って貰ってくれと言う。何だよ! 鉛筆は持ったままで良かったのに、間抜けな行動をさせる。
今思えば、キレ無くても良いが、トロトロと並んで、鉛筆1本で行ったり来たりということに腹が立って、立会人に動線が悪いよと一言、文句を言って帰った。
(2)スーパーで
夕方の混んでいる時間に、レジが混雑、縦列も含めて7台くらいフル稼働しているが、なかなか進まない。というか、客の並びを案内する床のマークが両端は4,5人分あって自然と並ぶ列ができているが、真ん中の方は2人分しかついてなくて、どう並んで良いかわからない。
品物を整理している店員が端っこのマークへ並んでくれと言うが、空いている真ん中に並んでいるんだよと断った。真ん中付近は本当なら、4列の足マークがないといけないのに、それぞれ2人分しかないから、客がうろうろしている。けしからんなと腹が立つ。
自分の番になったので、レジのおばちゃんに店長はどこだ、と聞くとオロオロしているので、あなたに怒ってもしょうがない、あなたに怒っているんじゃないから、レジの仕事をして。それで店長はどこ?というと放送で呼んできたので、「何で、マークが2人分で終わっているんだ。ちゃんと並べるようにマークをしろよ、混んできているのに、お客がうろうろと困っているじゃないか」と思わず怒鳴ってしまった。
(3)ホームセンターで
網戸の破れがあったので、張り替えようとホームセンターに行って網や工具を買ってレジに行くと、前には二人しか居ないので、これは良いと思って並んだ。ところが一番前のおじちゃんが二つの駕籠一杯に細々と買い込んでいて時間がかかる。隣の列は進みが早い、変わろうか、でも前のおばちゃんは品数が少ないから、いいかと思いながら待っていた。漸くおじちゃんが終わって、おばちゃんのレジは直ぐに済んだと思いきや、店のサービスカードを財布を引っかき回して探すわ探すわ。漸くカードを出してお金を出す段になると、小銭をぱらぱらと出すわ出すわ。こっちは、とっくにサービスカードと電子マネーを手に持って待っているんだけど、おばちゃんも前のおじちゃんを私と同じように長々と待っていた筈なんだけど、ちっとは段取り良くせいよ。
ここで声を出すほど大人げないまねはできないと、腹が立ったが黙って帰った。
診断士として店舗の動線設計をかじったり、ソフトウェア開発で生産性向上や効率化ということを長くやってきたので、無駄な動き、効率の悪い動きにはいらいらしてしまう。気が長いようで、実は、待つのが嫌いです。行列のできるレストランなどは行く気がしません。
これは、半年近く剣道をやっていないせいでマグマが貯まって爆発したくてウズウズしているようだ。早く大声を出し、竹刀の打ち合いをしたいものだ。坐禅会もずーっと中止、自分で坐禅をして落ち着くほど人間ができていないようだ。
2020年7月3日
もろもろ
近くの裏山から動物園まで昼にランニングをした。
今日は、多摩動物公園が再開して、初めての日曜日。
子供連れで、賑わっているようで、駐車場はどこも一杯、溢れて道路に駐車待ちの列ができている。
一番近い駐車場(1200円)と、50mほど離れた所(1000円)と料金が200円も違う。
200円にびっくりしたのは先週の話。
今日はもっとびっくりした。先週は、800円と600円だった。
先週は閉鎖していたもっと遠くの駐車場も、今日は開いていて満の札が立っていた。
天気も良いし、久し振りの外出に楽しみにしていただろうに、車の中で待ちくたびれた子供の顔が見えた。
2020年6月7日