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鹿児島旅行で桜島の噴火に遭遇

もろもろ

先週末(20191108)、甥の結婚式に鹿児島へ。霧島神宮へ参拝に行ったが、鹿児島と言えば桜島。鹿児島駅から黒煙が上がる。谷山の結婚式場からも。霧島神宮からも遠くに煙がたなびく。

20191108桜島の噴火三景

南日本新聞によると、久々の大(?)爆発に、ちょうど出くわしたようだ。
※桜島爆発、噴煙5500メートル:8日午後5時24分ごろ、桜島の南岳山頂火口で爆発があり、噴煙の高さが5500メートルまで上った。噴煙量は多量。噴煙の高さが5000メートルを超えたのは、2016年7月以来。

南無の会坐禅会のテキストが、「修証義」に変更

坐禅

南無の会坐禅会の講話のテキストが、「良寛さんの心に学ぶ」から、「修証義副読本」に変わります。

前回の良寛は、誰でも知っている子供と手まりをついて遊んでいたお坊さんです。実は、新潟の出雲崎で、佐渡島と行き来する重要な港湾で、そこの名主の息子でした。政治向きのことが性に合わず、見習いの時に逃げ出して坊主になり、備中玉島の円通寺で修行の後、全国放浪してから、故郷に帰った。そして、寺を持たずに、一生、乞食坊主で過ごした。清貧の中で、歌を詠み、書をなし、風流の中で子供だけで無く大人とも交わった。多くの歌から、禅僧らしい生き方を解説して頂いた。

20191101修証義 坐禅会テキスト表紙

今度は、曹洞宗の基本の教えとして知られている修証義である。修証義は、明治維新によって宗教政策が一大転換をしたときに、政府へ登録するために、曹洞宗の教えを体系的に整理したものである。中身は、道元禅師の「正法眼蔵」から抜粋したもので、禅の教えがわかりやすく、簡潔に体系化されているという。それを中野先生が、現代的な課題を取り上げて、いつものように、元本だけで無く、お釈迦様や道元禅師の言葉も交えながら、副読本としてテキストを作成された。
修証義はわかりやすいと臨済宗のお坊さんでも勉強しているそうだから、禅宗に興味がある方は、参加されると得るところ大だと思います。

関心をお持ちの方は、坐禅をするなら『南無の会「坐禅会」』をご覧になってください。数百円のテキスト代と毎回千円の会場費用だけで、誰でも参加できます。

初の現代音楽を聴く「メシアン:幼子イエスに注ぐ20のまなざし」

もろもろ

スティーヴン・オズボーンによるPf演奏会、「メシアン:幼子イエスに注ぐ20のまなざし」を昨日(2019/10/31)聴いてきた。

素晴らしい演奏だった。手が痛いほど拍手をした。

寝不足で、最初、ちょっとウトウトしたが、直ぐに目が覚めた。
フォルテで速いパッセージの連続。100m競争を10km続けるかのような演奏を2時間超、休憩無し。
4列目で、演者の真剣に齒を食いしばる表情、指使い。思わず、こちらも必死に聴く。
指もピアノも壊れるのじゃないかと思う強打。実際、何本かの指にはテーピングがしてあった。

スティーヴン・オズボーンPf演奏会「メシアン:幼子イエスに注ぐ20のまなざし」プログラム
スティーヴン・オズボーンPf演奏会「メシアン:幼子イエスに注ぐ20のまなざし

終わって拍手鳴り止まず、スタンデイングオベーションもここかしこで、会場のライトがついてようやく拍手は止んだ。

初めての? ヴァイオリン・リサイタル

もろもろ

ピアノはちょくちょく聴くが、ヴァイオリンは初めてじゃないかな。先日(2019/10/18)、武蔵野市民会館小ホールに雨の中出かけけた。

1964年ミュンヘン生まれのインゴルフ・トゥルバンの演奏。世界各国で演奏活動を行うと共に、大学で後進の指導にも当たっているという。
 長身で、端正な演奏。最初のタルティーニの「悪魔のトリル」も難度の高い技巧的な曲だが、淡々と弾きこなす。次のシューベルトの「華麗なるロンド」は、伴奏ピアノのフォルテから始まる掛け合いが素晴らしかった。ベートヴェンの「ソナタ第二番」も良かったが、最後のサラサーテの「カルメン幻想曲」では興が乗って楽しそうに弾いていて、こちらも引き込まれた。

 

 終わると、聴いていて久しぶりにこちらの顔がほころび、笑顔で拍手をしていた。
#最近、鍼灸院と自宅と二台のPCを入れ替えてセットアップに手間取り、お疲れのようだったが。

 観客は高齢者が多い。心豊かになったせいか、帰るときに超スローな動きの夫婦が前を歩いていたが、ゆっくりと後を着いて出た。会場出口にはスタッフが車いすを用意して待っていた。武蔵野市はなかなかゆとりがある。

 伴奏は、N響で数多くの指揮をしたサヴァリッシュの親戚というサヴァリッシュ朋子さん、ミュンヘンと名古屋で活躍しているそうだ。

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