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「南無の会坐禅会」テキストが「六方来経」に

坐禅

今までは、お釈迦様が亡くなるときに、後に残る弟子達に語った最後の言葉である「遺教経」(ゆいきょうきょう)でしたが、今度は「六方来経」です。

六方来経は、長者の子であるシンガーラという青年に語った人生論というものだそうで、わかりやすい内容(と中野先生はおっしゃっていました)。
六方来経
日本へは、中国経由で古くから伝わっていましたが、明治になって鎖国が解けてみると、それは、中国古来の男尊女卑や長幼の序という考えによってゆがめられたものであることが分かりました。それで、今回はインド原典に忠実に伝わってきたスリランカ経由の南伝版をテキストとしています。

年内は、11/18、12/2の二回です。興味ある方は、下記をご覧になり、参加下さい(誰でも出席できます)。
坐禅をするなら『南無の会「坐禅会」』

法定速度で走ろうと天国から指令

もろもろ

10月下旬に、つれあいの誕生日だったので、墓参りに行ってきた。紅葉の始まった静かな中でしばし佇む。
その帰り道、良いことをしたはずなのに、トンネルでスピードオーバーで、白バイにつかまった。トンネルがいくつも続いて、前に車は一つも居なかったので、ついスピードを出してしまった。どこに隠れていたのか、サイレンを鳴らされるまで気づかなかった。中国旅行直後なのに、小遣いピンチ。
よく考えれば、安全運転をするように天国からの指令か。その後、法定速度で走ってみたら、トロトロ走る軽自動車にも腹が立たない。それまでは、イライラしていたが。これからは法律遵守で走ろう、…。
つれあいの誕生日に墓参り

中国河西回廊石窟寺院を訪ねて(4/4)

もろもろ 坐禅

中国河西回廊石窟寺院を訪ねて B,C 麦積山石窟

最終行程、中国四代石窟の一つ、麦積山石窟。入口からとりつきまでは、専用の電動車に乗っていく。いきなり目に入るのは、壁に張り付いた階段。遠目から見ると、今にも落ちそうだ。これを作った人たちも勇ましいが、この階段を上るのは勇気がいる(地震で古い木造の階段が壊れて、鉄筋になって少し安心なようだが)。
オーバハングした岩に穿たれた仏像、同行の庵主(尼)さんは下駄でここを昇った。
壁に張り付いた巨大な三尊。
鍵を開けて拝観。
彼方の山が霧に霞む。
美しい仏像、ひょうきんな仁王、苦虫の迦葉、黒い頬の仏像、観音とたくさんの仏像を拝んだ。特別に頼んで拝観した、「初めて我が子と対面した釈迦」の像は撮影厳禁だった。仏陀となりもはや私情の世界に生きることはできないが、親子の情を額に触れんとして触れられない右手に表現されていて感動した。
仁王の荒ぶる心と菩薩の祈り、それが一緒になって生きる勇気を与える。色んな事があったが、良い旅であった。
中国河西回廊石窟寺院を訪ねて B 麦積山 岩壁

中国河西回廊石窟寺院を訪ねて C 麦積山 仏像

中国河西回廊石窟寺院を訪ねて(3/4)

もろもろ 坐禅

中国河西回廊石窟寺院を訪ねて 9、A 水廉洞石窟

日を追うに従って、高度を増す(この木造の急階段は、さすがに昇らなかった)。高見の登楼に昇ると、紅葉が実に美しい。
岩に穴を穿ち棒を入れて足場を作って、掘ったり、描いたという。今も貧弱な足場で、良くやったと思う。
登楼の更に奥には、道教の寺(観)もある。道教は現在も生きているようで、祭礼の日らしく、大勢の人が奥まで参っていた
水廉洞

水廉洞2

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