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武道
先日、国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された世界気功フォーラムに行ってきた。
3年ごとに開かれる世界大会で、主催者は少林寺第34代最高師範秦西平老師で、本場中国総本山少林寺武術気功の演武と魅力のワークショップ という。
パンフレット一面の主な出演者には、中国嵩山少林寺の現管長である釈永信、ホリスティック医学の第一人者であり終末期の癌治療に取り組む帯津三敬病院名誉院長など、そうそうたる顔ぶれである。
早く行かないと良い席が取れないと30分前につくようにばたばたして急いでいった。
間にあったと思って会場の建物へ入ると、 がらがらである。まだ、受付の準備中だった。

そこで思わぬ知り合い(中小企業診断士の研究会仲間)に会う。6月に中国嵩山少林寺へ行き、管長から直々に指導員の免状をもらったという、それで今日は手伝いのこと。
入っても良いというので、中に入ると、広い会場には、報道関係者が3,4人居てカメラチェックをしているばかり。良い場所をとって座ったが、いっこうに人が増えない。
プログラムをよく見ると、まだ1時間近くある! スケジュール帳は30分前になっている。早めにと考えて、予定を入れて、それを忘れてさらに30分前に着くようにしたので、1時間前に着いたのだ! 用意周到に見えて、間抜けなことをしてしまった(+_+)
いよいよ、オープニング。京劇風に銅鑼が鳴り、派手な爆転、横転をして入ってきた。そして、少林寺の演武。非常に楽しませる仕掛けだ。続いて、覆面レスラーのタイガースマスクも出てきた。二人で、木の床で投げたり蹴ったり、プロらしい動きだが、何か変。
#スが一つ多い。後で調べたら、大阪に実在の人物でタイガーマスクのパロディのようだ。なかなかキッチュなしかけ。
最初の主催者の講演が、中国訛の日本語で始まると、すぐに続けて中国語の逐次通訳、引き続いて英語の逐次通訳と3カ国語で行われる。なかなかインターナショナル!。出演も世界大会にふさわしく、日本、中国だけでなく、アメリカ、ルーマニアなどからの講演、実演と多彩であった。
気についておもしろい知見も得られた。高度な古代文化を誇った中国へ、仏教がインドから伝わってきて、道教、儒教へ影響を与えて、文化的な衝突と融合が行われた。儒仏道が東洋思想として融合をするつなぎとなるのが、気だという。
日本精神科医が精神的に病んでいるものは、マインドフル認知療法を進めようとしても、身体感覚が薄い。それには、気を感じることが治療に大きな効果を出すという。そのために、大東流合気(合気道の元となった)を活用しているという。実際に合気術を演じて見せた。西洋医学の素養がある人による発表は論理的で説得力があった。
東洋思想、気功、易経、少林寺、空手など多様な分野に触れて充実した一日だった。翌日は、ワークショップで更に詳しく聞けるプログラムだったが、私は、地元で剣道の市民大会があり、聞けなかった。
#中国嵩山少林寺の釈永信管長はメッセージのみで、帯津先生は影も形もなかった。やられたという気もするが、集客方法としてはたいしたものだ。それでも、興味深い内容も多く、十分もとは取れたと思う。
2013年10月8日
もろもろ
まんかい鍼灸院から、近くのインターンをしていた研修所へ今も週1回通っている。
その道すがら、気になっているのがこの桔梗だ。7月くらいから咲き出して、今も咲いている。

たくさんの花を咲かせるのではなく、このように1輪、2輪と数は少なく可憐さをそそる。それが、花が落ちてはまた咲いているようで、10月の今もつぼみもある。
もともと、秋の季語になっているのだから今咲いても不思議ではないが、長寿には驚く。
2013年10月8日
もろもろ
今年のイグ・ノーベル賞「医学賞」にオペラを聴かせると延命するというテーマで、日本人の研究者グループが受賞した。
ちょうど、友人が上野の東京文化会館にきたミラ・ノスカラ座の引っ越し公演で、ヴェルディのオペラ「ファルスタッフ」を聴きにいくと聞いた日受賞のニュースを聞いて面白い巡り合わせだと思った。
受賞した研究で使ったのもヴェルディのオペラ「椿姫」だった。こちらはネズミが実験対象で人間様にそのまま当てはまるとは限らないが。
友人に、後日、話をきいたら、さすがに上手い、良かったという。喜劇仕立てで、カタルシス効果があった。寿命が延びるかもしれないとのこと。今週は鎌倉へ演奏会を聴きに行くという。当に芸術の秋、羨ましいことだ。
私の方は、久しく演奏会へは出かけていない。秋は、剣道試合シーズンで、いくつかの大会の審判。また、出身の専門学校の学園祭で、太極拳の演武に応援出場と、スポーツの秋になっている。
音楽は、まんかい鍼灸院で日がな聴くのみ。もう少し軌道に乗ったら、演奏会にも行ってみたい。4月に鍼灸院をオープンするにあたり、久しぶりにオーディオシステムをあちこち見て歩いた。その昔、学生時代はLPをコツコツと集め、オープンリールでエアチェックをしたものだが、今は、カセットもMDも見当たらない。面白いものをみつけた。アンプレシーバが、複合機能を持っていて、CD、AM、FM、さらにUSBポートが、ついていてUSBメモリの音楽ファイルやiPod/iPad の音楽が、聴ける。その上にネットに無線接続できて、ネットラジオで世界中の放送を聴けたり、パソコンからiTunesでエアプレイできる。こんなに音源が多様化されているとはびっくりした。
スピーカはBOSEを検討したが、低音を強調していてクラシックに向かないようなので、トールボーイ型のスピーカを購入した。柔らかくて良い音なのだが、少しぼやけていて、ベルリンフィルの触れれば切れるような、しゃきっとした弦楽器の音が出ない。床にレンガを敷こうと思いながら、そのままだ。それでも、患者さんがいない時は好きな音楽を、かけてパソコンに向かっている。

何か論点がずれていっている、…。秋は収穫の時期、東洋医学では、夏の陽気から冬の陰気へと変わる時期、肺経(呼吸器、皮膚など)に影響が出やすいと言われる。季節の変化に体調をうまくソフトランディングさせるために、積極的に動いた方がよい。あなたの秋はどんな秋にしたいですか?
2013年9月18日
もろもろ 鍼灸
治療の前または後に美味しい飲み物でくつろいでください。
(1)緑茶
緑茶はお湯の温度が大事です。沸騰させたお湯を、ポットの温度を70度に設定してキープしています。
茶葉は、煎茶を電動石臼でひいて粉にしてあるので、カテキン成分をそのまま全部頂けます。

(2)コーヒー
コーヒー豆は、スターバックスのカフェベロナと、小田急エースの池田やで生豆を購入時に焙煎してもらったモカブレンドです。

(3)紅茶
紅茶は、ダージリンとアッサムの二種です。紅茶もお湯の温度が大事です。人数分のお湯をその場で沸かして入れます。

※夏には冷たい麦茶も用意しています。
2013年9月14日
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