もろもろ
もろもろ
昨日、所沢ミューズホールで、イ・ムジチ合奏団の演奏会を聴いてきた。
1951年結成と、私とほぼ同年齢。メンバーの交代はあったが、十分な熟年の方たち。二階の真上から、バロックの軽やかな音楽がわき起こるのを目と耳で楽しんだ。勿論、四季も演目。
学生時代にオーディオブームがあり、4畳半の下宿で小さなアンプとスピーカで聴いたのを思い出す。当時、廉価版LPの名盤シリーズがあり、イ・ムジチの四季もその目玉だった。就職してボーナスの度にアンプ、プレーヤー、スピーカと一つづつ増やしていったのが懐かしい。
アンコールも素晴らしい。ゆったりした中にも、アレグロではスピードとリズム感があって、さすが熟年の手練れ。赤とんぼをチェロが弾き奏きしたときは、会場から演奏中にもかかわらず、思わず拍手が起きた。何度も日本で公演をしていて、ツボを心得ている。演奏を終えて、拍手に応え、舞台に出てくる、下がる度に笑顔が聴衆の心をつかむ。
2023年9月17日
もろもろ
芸術の秋、10月2日に久し振りに演奏会に行ってきました。ベートベンの第七交響曲、圧倒的な力強さです。
その前に、音大の学生ながら、あちこちでプロのオーケストラと共演をしている前田妃奈さんによるシベリウスのヴァイオリン協奏曲。これも良かった。
退院して、まだ日の経っていない6月に出かけた、モーツァルトハウス・ウィーン弦楽四重奏団の演奏会は散々だった。駅から遠い会場までの歩きに難儀し、補聴器の調子も悪くて、ヴァイオリンなどの繊細な室内楽は、もうダメかと思った。
ところが、最近行きだした、しゃれた喫茶店、ベアトリーチェで、9月24日にヴァイオリン演奏会があり、演奏者のすぐ横で、ワインを飲みながら聴くという贅沢な時間を経験した。補聴器のレベルを調整して聴いたら、良く聞こえた。それで、気を取り直して、行ったのが良かった。
まだコロナの秋らしく、直前に指揮者が陽性になって、代わりに、キンボー・イシイという日本育ち、欧米で学び、小澤征爾にも師事したという人になった。メリハリある指揮ぶりも良かった。
2022年10月6日
もろもろ 武道
手術から半年、もう剣道再開をしている見込みだったが、それは甘かった。まだ、階段と人混みは杖がないと心細い。それでも、平地や坂道は杖無しで歩けるようになったので、一ケ月ほど前から、ジムへ行って筋トレを始めた。
ちょうど、今年の4月に南平に市の体育館が新築完成して、以前とは段違いのしゃれた中身になり、しかもトレーニングルームも二階に用意されたので、これ幸いと一日おきに休まず通い出した。
初めてジムで筋トレをやったが、なかなか面白い。600もある筋肉を部位別に鍛えることができる(主な部位だけだが)。しかも、ウェートを細かく設定できるので、自分の強さ弱さがよくわかる。特に内転筋やハムストリングが特に左が弱い。一ケ月続けて、筋肉のかけらが着いてきた感じがする。

さらに、歩行マシンがあって、時速3kmから初めて、5kmまで来た。必死になって、10分間やっとだが、これで、「青信号で渡っちゃいけない、お爺さん」を返上できそうだ。退院して、初めての外出で近所の短い交差点を渡ろうとしたら、途中で点滅、赤になってしまった。焦って、急ごうとしても足が痛くてスピードアップできない。笑い話に聞いていた、お爺さんになっていた。青信号でも渡らずに、赤信号を待ち、次の青に切り替わった瞬間に渡りだして、やっと渡りきる頃には点滅している。半年情けない思いをしたが、時速5kmなら、途中からでも渡れそう。
早ければ10月、遅くても11月からは剣道再開と思ったが、今の状況からは、11月から基本稽古、年明けから地稽古が良いところだ。手応えを感じるので、やり過ぎて壊さないようにと自戒しつつ、これから段々とピッチを上げて行けそうな気がする。
2022年9月18日
もろもろ 武道
一昨年の暮れに痛めた膝が一年掛けても完治しない。それで膝の専門医にかかり、骨切り手術により、剣道のできる足に復帰するべく、3月22日に入院手術をしました。
骨切り手術は、すねの骨(脛骨)を切って、人工の骨を楔として差し込んでアライメントをまっすぐにすることで膝への負担を減らすものらしい。
手術後直ぐにリハビリを開始。最初の1週間は体重を全く掛けずに松葉杖の歩行練習、これは難しかった。他にひざ上げや屈伸など、もろもろ、理学療法士がサポートしてくれます。二週目は体重の1/3を掛けた松葉杖、現在はこの段階です。更に次週は2/3,そして、その次は全体重を掛ける。これがうまく行けば、杖をついて歩けて退院の運びになります。更に半年ほど掛けて、リハビリを重ねて、完全復活の予定。先は長いが、これからの剣道人生をかけて頑張りたい。
(経緯)
一年近く掛けて、鍼や散歩などのリハビリで、何とか、平地から坂道と痛みが出ないように歩くコツはつかんだが、階段は恐い。
昨年中にはランニング、全力疾走まで持って行って、今年からは剣道再開ともくろんでいたが、杖を手放せない。走ろうとすると膝に痛みが走る。
それで、昨年、10月に膝の専門医に診て貰うと、内側半月板が損傷しているという。最初の見立ては外側半月板だったが、いつまでも痛いのは内側なので合点がいった。
新たにMRIをとり、内側半月板は剥離をしており、半月板自身には治療法が無いという。そして、O脚がひどいので半月板への負荷がかかっている。剣道を再度やりたいなら、骨切り手術をしてO脚を改善して半月板への負担を減らすことを勧められた。
骨切り手術は、名前からして、おどろおどろしい。しかし、これからの70代10年間は剣道をやりたい、でも、恐い。そこで、群馬に住む娘の義母から名医を紹介されてセカンドオピニオンを貰った。その先生も賛成をしたので、手術に踏み切った。
2022年4月2日
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