大きく(宇宙から)ものを見よう
困難な状況では歴史的、巨視的観点からものを見ると視点が変わって良いアイデアが出る。
ある大学から、「情報産業論」の講師を委嘱された時に、40年近いIT業界の経験を後輩に伝えることができる。と勇んで準備をして、てんこ盛りの内容で15コマの講義をした。10数年経って、かなり絞り込んで、整理されてきたが、初期の学生は大変だったろう。
それでも、今も残している内容に”宇宙/地球/生命/ヒト”の歴史がある。ソフトウェア技術者はストレスフルな職業なので、その乗り越え方の一環として話をしている。宇宙の歴史から見れば、人の一生などは一瞬の幻だ。産まれて直ぐに死のうが100歳で死のうがあっという間だ。などと煙に巻いているが、結構、学生には評判が良い。
今回のコロナウィルス騒動の中から、リモートワークによるITの活用だけでなく、働き方改革にも視点が向いている。飛躍的に変わる企業もたくさん出て来そうで、わくわくしている。
2020年7月11日