イ・ムジチ合奏団の四季

もろもろ

 昨日、所沢ミューズホールで、イ・ムジチ合奏団の演奏会を聴いてきた。
 1951年結成と、私とほぼ同年齢。メンバーの交代はあったが、十分な熟年の方たち。二階の真上から、バロックの軽やかな音楽がわき起こるのを目と耳で楽しんだ。勿論、四季も演目。

イ・ムジチ合奏団 四季 所沢ミューズホール

学生時代にオーディオブームがあり、4畳半の下宿で小さなアンプとスピーカで聴いたのを思い出す。当時、廉価版LPの名盤シリーズがあり、イ・ムジチの四季もその目玉だった。就職してボーナスの度にアンプ、プレーヤー、スピーカと一つづつ増やしていったのが懐かしい。
 アンコールも素晴らしい。ゆったりした中にも、アレグロではスピードとリズム感があって、さすが熟年の手練れ。赤とんぼをチェロが弾き奏きしたときは、会場から演奏中にもかかわらず、思わず拍手が起きた。何度も日本で公演をしていて、ツボを心得ている。演奏を終えて、拍手に応え、舞台に出てくる、下がる度に笑顔が聴衆の心をつかむ。

イ・ムジチ合奏団 四季

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