皇居ランで痛めた右膝の治療経過
(1)鍼灸が効いた(初回)
一昨日、皇居初ランにデビューした。走っている最中も痛みを感じたが、昨日は次第に膝の痛みがひどくなり、帰りには少しびっこを引くようだった。エスカレータはいつもは右側を歩くのに、左側にじっと立っていた。
駅から家までは坂道で膝に響く。痛さをこらえて、ようように着いたら、12時近い。早く一杯やって寝たかったが、ビールはお預けにして膝の点検(診断)と治療をした。こういう関節ふきんの痛みは、原因が関節そのものか腱か筋肉かの鑑別が重要だ。どうやら腱のようで、腱なら鍼と灸とが有効。腱にピンポイントで鍼をする。10本セットの鍼では足らずに、1本別の種類の鍼を追加した。それから、透熱灸をして、ビールは控えめに一本だけにして就寝。
今朝、起きて歩いてみたら、結構すたすたと歩けた。大腿四頭筋(太股)が張っている感じで、これは筋肉痛で正常な運動後の反応だ。昨日は膝の痛みで、筋肉痛を感じるゆとりはなかったが、今日は膝痛を忘れている。長い階段はさすがに辛いが、エスカレータも右側を歩いて乗り降りできた。自分ながら、鍼灸の威力に感心。しばらくは、自己治療を続けよう。
(2)経過順調(7回目、1週間)
この1週間、毎日、鍼と灸を続けて、日常生活には、ほとんど痛みはなくなった。 調子に乗って、途中15日(火)は剣道をやったら、痛みが少しあった(右足で床を踏み込むので最も避けるべきだが、…)。
触診しても、腱を走る痛みは減って、鍼の数も少なくなった。お灸は見てわかるとおり、灸痕が残るようにしっかりとやった。こんなに残るほどしなくても良いが、効きを強くしたい場合はお勧めだ。そのうち、痕は無くなるから。
(3)そろそろ終わり(11回目)
毎日、鍼と灸を続けているが、触診しても所見があるのは2,3カ所に減った。むしろ、古傷の場所に痛みを感じるくらいで、写真を見てわかるように鍼の場所も変わっている。
次の日に剣道をしたが、翌日も特に問題は無かった。このあと、14回目(2週間)を切りに治療終了とした。
2013年10月11日