Recent Posts
IT
三月なら中止だったろうな。二月に集中講義を二講座。
窓口となっていた教授が退官されて二年、ご無沙汰していたオムレツ屋に最終日に久々に行った。熱々のオムレツが美味しい。
良く話が弾んで、午後一の授業を遅刻したりしていたが、今日は一人で、きちっと13:00には戻って授業開始。とはいえ、午後はグループワークでプロジェクト計画書を作って貰う。三日間講義したとは言え、初めての体験に難航、人件費の相場や工程の間隔などはピンとこない。一ラウンド発表後に私のコメントと、リスク発生担当からの無理難題を加えて、再検討を行い発表をする二ラウンド制。押せ押せで、納期遵守も大事なことと発破をかけて発表へ持ち込む。大変でも良い経験になったというレポートが多い。
前半は非常に寒かったが、後半は暖かった。蝋梅も咲いている。
持ち帰って採点、文章作成能力は大事だよと言って、毎日レポートを書いて貰ったので大量にある。始めた頃は2~30人だったのに、なぜか、だんだんと受講生が増えて60人も。グループ分けも、レポート採点も時間がかかるが、バラエティに富んでいて読んでいて面白い。
2020年3月13日
もろもろ
ここのところ、剣道も、坐禅会も、コンサートも何もかも中止。それで、ぼちぼちと代々木公園までジョギングをしています。
代々木公園の梅は終わりに、花から葉へ…。
次は桜、つぼみがついています。
花見の準備、大きなゴミ箱を設置しています、…、自粛ムードの中をやるのか!
(禁止してもやる人が居るから、ゴミ箱を用意したか)
数日後、やはり、飲食を伴う宴会を控え、ゴミ箱使用中止に。
しかし、粋な計らいも。
家族で弁当を広げながら花見をするのまで控えてとは申しません、…と。
2020年3月13日
武道
日野市民大会が9月22日にあった。
試合に先立ち、剣道形の演武に加えて、直心影流の法定之形も披露された。
私は第二試合場の担当で、中学生の男女個人戦と団体戦だった。クラブチームのよく鍛えられた子から、中学に入って始めた子の多い学校チームと実力差はあったが、ピーンと気迫に満ちて締っていた。
今年は、日野市剣道連盟60周年記念大会 という節目の年だ。1952年にサンフランシスコ講和条約発効にともないGHQの禁止令が解けて全日本剣道連盟が結成され、各地で剣道が再開された。近隣の市区町村でも、同じような時期になる。
加えて、明治維新で佐幕側で奮闘した新撰組土方歳三の出生地として、今年は彼の没後150年であり、市内随所にポスターが掲示されている。
このような歴史的なイベントを振り返ると、福生にある造り酒屋 石川酒造の社長の講演を思い出す。
石川家は福生市(旧熊川村)で、18代400年続いた名家で、合併前の熊川村で名主も務めた。
特筆すべきは、400年間、代々日記を書き続け、先代社長が専門家に現代語に翻訳してもらい出版した。
そこから、独特の歴史観を披瀝してくれた。明治以降の9代を三つに分けて、大きな変化に遭遇した(する)という。
一つ目は、13代目に明治維新に遭遇した。
二つ目は、日本の敗戦、10万坪という広大な土地を農地解放で手放す。
三つ目は、社長の次の代が21世紀に入り、日本が赤字国家として、リーマンショックなど比べものにならない、大きな波乱が起きるだろうと予測する。
私は先の二つに匹敵する大波乱なら、異常気象とも言われなくなった気候変動、環境問題かと思っていた。しかし、最近の日韓関係のきな臭さを考えると、近い将来統一されるだろう朝鮮と米中の代理戦争をさせられる危険性が相当するのではないかと考えを変えた。そうなると、武の精神が大事になる、争いに動じぬ心を持つからこそ防ぐことができるなどと思いつつ、左足ハムストリングの肉離れ完治前で、合同稽古を止めて帰った。
#『春秋左氏伝』の宣公十二年に、戦いにはやる家臣をたしなめる際に、「武」を分解すれば、武器を表す「戈(ほこ)」を「止める」と書くではないか、とあるそうです。正しくは、戈を持って進む形が武で、それは戈を執って戦う時の歩き方であるから、「いさましい、たけし、つよい」の意味になるらしいが、武は平和を内包するという解釈も捨てたものでは無いと思う。
2020年3月4日
もろもろ
フランソワ=フレデリック・ギィによる全32曲演奏シリーズが武蔵野市民文化会館 小ホールで始まった。
先週の土曜日に2ステージ、日曜日に1ステージのパターンで、3週連続9回の演奏会。
第1番 ヘ短調 Op.2-1から、舞台にすーっと出てきて坐るや、いきなり弾き出した。
その調子で、1回目は、第3番 ハ長調 Op.2-3まで。たっぷり聴けるというので、こちらもリラックス、…。2回目まで、3時間もあるので、駅前まで歩いて、喫茶店にこもって、軽い夕食とコーヒーで粘って読書。続けて第二回は5番から6番まで。
日を改めて日曜日、3回目は9,4,10,8番。なぜか、当日に9と4が入れ替わった。
全曲、さらりと始まったが、最後の第8番 ハ短調「悲愴」 Op.13 だけは、坐って、一呼吸、気持ちを集中させてから弾き出した。気持ちの入り方が違っていた。何か乗り移ったような気がこちらまで伝わってくる。やはり、名曲だと思わせる、一番の感動であった。
直ぐ土日が控えている。これから、どんどんよく知った名曲が出てくる。贅沢な3週間だ。
2019年11月29日
« 古い記事
新しい記事 »