もろもろ

お雛様を買って墓参り

もろもろ

娘が産まれて買った、おひな様を毎年、連れ合いが喜んで飾っていた。
段々と子供も大きくなって、仕事や学校に行き、最後のひな祭りは一人だったと、手帳に残っていた。それから程なくして4月には亡くなった。それを思うと切ない。
足の怪我で心が弱っているようだ。妙に思い出されて、…、小ぶりの雛を購い、墓参りに行ってきた。
昨日の雨が上がって、良い天気だ。普段、人前でも一人でも泣いたりすることは無いが、墓前で、しばし、じっと佇んでいるとホロリとしてくる。
涙が浄化作用がある。これで背中を押して貰い、もうひとがんばり、…、と思ったが、そう簡単では無い。

お雛様と墓参り
雛に陽うつろう
祈る、杖

杖を着いて、そろそろと歩いているようでは、発散できない、鬱屈するものがある。本当の老人や病の人は大変だと、身にしみてわかる。


帰りの車でつらつら考えると、平地は結構早足でも歩けるようになった。膝に注意が行き、左足母趾から足関節にかけて力が入ることに気がついた。30年前のアキレス腱断裂以来かばってきたんだ、まさに怪我の功名!左足の内側アーチと膝腰へかけての内転筋をもっとしっかりと働かせるように、わざとキチンと体重をかけて、杖をつきながら小幅でゆっくりと歩こう。手応え(足応え?)十分、半年後の超回復を目指して、もう一踏ん張りやれば、いい感じと前向きにさせてもらった。

代々木公園の梅咲く (左膝半月板と靱帯損傷のゲン直し散歩で発見)

もろもろ 武道 鍼灸

暖かい天気に誘われて、代々木公園まで散歩をしたら、梅の花がほころびかけている。
快晴の陽光を浴びて暑いくらい、久しぶりにゆったりとした気分になった。

ほころびだした梅の花 アップ
ほころびだした梅の花 全景

この年末年始は最悪だった。暮れに左膝の半月板と膝蓋靱帯損傷で、松葉杖の生活。詳しくは長くなるので、時間のある方は、おまけを読んで下さい。家の中でも松葉杖2本、手が空かない不自由な生活。二週間ほどで、平たい所は松葉杖無しで、そっと歩けるようになった。坂道や階段は辛い、安全のためにも杖がまだ手放せない。

梅の前に杖姿
松葉杖2本の姿

明治神宮の干支鈴は密を避けて、1月下旬に参拝して求めてきた。昨年のねずみとほとんど同じ格好、ただ色が赤に変わった。赤べこか。それまでの親子からデザイン変更。

干支鈴 牛ほか

ここ2年間は、左足大腿の肉離れ、コロナ、剣道再開で軽い肉離れ、暮れには膝と、悪いことが続く。まだコロナも収まっていないが、この一年で、養生、リハビリを行い、三年分を吹き飛ばすような超回復を目指したい。


※おまけ
 12/25に、普段通りに鍼灸院へ出かけようと家の近くの階段スロープを降りかけて、突然、左膝が痛くて動けなくなった。タクシーを呼んで運転手の肩を借りて乗り込み、駅前の整形外科へ、中まで肩を貸して貰って入った。椅子に座らせて貰ったが、そこから、受付までも動けずに、見かねた患者のおばさん二人が両方から肩を貸してくれた。レントゲンでは骨に異常なし、とりあえずヒアルロン酸注射と湿布と痛み止めロキソニンという三点セットに、松葉杖2本と膝サポーターと定番の処置。そこから、急遽、松葉杖2本で、よろよろと歩いて駅に行き、タクシーに乗って一旦家へ戻った。
 夕方に再度、MRI検査ができる病院へ行き、1週間後に結果が、半月板と靱帯損傷。薬を飲む以外に、特にすることもなく、自宅でひっそりと、…。家の中でも松葉杖2本、手が空かない不自由さ、これなら車椅子の方が良い。バリアフリーにしておけば良かった。直ぐにはできないので、隣の部屋に行くにもエプロンで右のポケットにコーヒーポット、左のポケットにカップを入れて移動するありさま。少し量があると肩から袋を下げて移動。
 正月明けに鍼の師匠に診て貰って膝周りに鍼をして貰った。こっちの方が随分と効いた感じだ。自分でも手の届くところはやったが、膝裏は無理。研修生に毎週やって貰っていたのを週二にする。しかし、右足でかばっていたために、今度は右腰がぎっくり腰になって、泣きっ面に蜂。両方に鍼をして貰うことに。
 半月板の損傷がこんなにダメージが強いとは思わなかった。1グラム、いや1ミリグラムでも左足に重みがかかると激痛で動けない。初めての経験だった。痛風も痛かったが、それを上回る。

何で突然そんな事になったのといえば、剣道で、…。
9月に再開してから、また肉離れを起こして、だましだましやっていたんだけど。
12月中旬に会社の後輩が久し振りに来たので、ついムキになってやってしまった。
それから違和感があったけど、悪化はしていなかったので、12/24に裏山を歩いて段差の大きいところを下り、明星大前の急坂を登ったりとして、翌日に突然、動けないほどの痛みになった。駱駝の背骨を折る最後の藁一本が、前日の二時間近い歩きだったようです。
歳ということでもある。

半月板は怖い。テレビでも、居合道をやっている人の、手術治療の例が出ていたそうだ。
突然だし、少し動かしても激痛。剣道は踏み込む右膝を痛めることが多いが、…。左足は肉離れの後は歩くだけのトレーニングで走っていなかったのに、思い切り蹴ったのが悪かったのだろう。地稽古をするには、全力疾走ができるレベルまでリハビリをしないといけないと痛感。

本日発売の鬼滅の刃 第23巻をゲット

もろもろ

 爺馬鹿で、孫に頼まれた本日発売の鬼滅の刃 第23巻をゲットしてきました。
 コンビニで早くに発売するという情報を聞き込んで早めに行こうと思ったが、さすがに夜明け前というのは寒い時期年寄りに悪い、大げさすぎると日が出た7:00に行った。探しても見つからないので、店員に聞いたらフィギュア付きは売り切れたとのこと、単行本も売っていない。前回は、おまけの缶バッジも欲しいと言われていたが、今回は、おまけは不要と言っていたので、まあ良いかと一旦、家へ引き揚げた。
 10時過ぎに駅前の本屋へ行くと、入り口に店頭にはありません、直接レジで買ってくださいと立て看板。レジに行くとずらーっと人が並んでいる。すごい人気だ。後ろへ並んでぼちぼちと進む。ワンピースに忖度をして発行部数を絞ったと言うから、単行本も品切れ、高額転売があるという噂もありそうだと思う。いつも鬼滅の単行本を積んであるコーナーを通りかかると、一所懸命探しているオバちゃんがいる。ちょっと顔を上げると、そこにも直接レジにと書いてあるんだが、人間、思い込みがあると顔を上げない。いつ気が付くかと見ていたが、余り長いのでかわいそうになって、「23巻、お探しならここに並んだらいいですよ」と声をかけた。そしたら、私の前へすっと並ぼうとする。せっかく教えてあげたのに、「オバちゃん、割り込んで良いとは言ってないよ」とガツンと一発、…。

——————————

鬼滅の刃 第23巻

 というのは嘘です。ちゃんと、後ろ-の方へ行って並んでいました。暇だったので、少し妄想しました。子供は学校の時間なので、頼まれただろう親やジジババが多かった。
 先に読んでしまった。最終巻で、最終鬼退治をしてハッピーエンド、…、とは、行きません。まさかのどんでん返し、子供向けのマンガとしてはストーリーが手が込んでいます。人気の理由がうかがえます。

久々の演奏会、サクソフォンのカルテットBASQ

もろもろ

 一昨日、久々の演奏会に行ってきた。サクソフォンのカルテット、すばらしかった サクソフォンの能力にびっくり。
 マイルドな音を出すと思っていたら、打楽器のようなリズムも刻める。
カルテットで、ソプラノ、アルト、テノール、バリトンというサクソフォンで、まるでオーケストラのように音楽を奏でていた。それでいて、サクソフォンの柔らかく暖かい音で、心地よさもある。
 和太鼓風な音も出せる、ピアノ風にも(ベートベンのピアノソナタ第14番月光の編曲版を演奏した)。
 リーダーがパリに留学中に和に目覚めたといい、和楽、赤とんぼ、ずいずいずっころばしなど、面白かった。
 まあ、それでも、演目では、ホルストの日本組曲がサクソフォンらしくて良かった。
 後ろの観客同士が大ホールに4人じゃ寂しいとぼやいていたが、見た目は別にして、音量的には十分、圧倒的だった。
 アンコールの最後が一番素晴らしい演奏だった。力を込めて拍手した。つい、CDも買った。

20201101演奏会サクソフォンのカルテットBASQ メンバー・舞台
20201101演奏会サクソフォンのカルテットBASQ プログラム
20201101演奏会サクソフォンのカルテットBASQ CD和楽ジャケット

« 古い記事 新しい記事 »