鍼灸
奄美 鍼灸
夏の振り返り。
祖父の33回忌で久しぶりに8/3から奄美大島に帰省をした。
丁度、大潮の時季で干潮時には珊瑚礁が海面から浮かび上がって、子どもの頃を思い出して懐かしかった。
外海は東シナ海で、その波は荒い。潜っていたら、珊瑚にお尻をたたきつけられて、帰省の間中ずーっと痛かった。
オニヒトデや工事の泥水で壊滅状態だった珊瑚もかなり復活している。
潜ると魚がたくさんだ。昔、良く釣った味の良い魚、髭のあるカタバスィ(和名をオジサン)もいる。釣りの用意をしてきたら良かった。せっかく妹がダンナの釣り竿を持ってきてくれたが、餌の手配ができずに、カメラとおにぎりだけ持って来た、…。
また、丁度、奄美祭の期間で、花火大会や夜の繁華街ヤンゴで八月踊りをしている。花火は途中から大雨と雷に見舞われた。港に入ってきた大型旅客船の煙突に落雷があり、煙が上がった。その直後に中止となった(中止は初めてのことらしい)。
私は見なかったが、その前日には舟漕ぎ競争もあった。日本テレビのイッテQ!の取材もあって、イモトアヤコさんが漕いでいるのをテレビで見た人もいたのでは(YouTubeにあるようだ)。
33回忌は、実家で行い、昔ながらの膳料理を頂き、墓参りをした。お坊さんが来れないというので、私が般若心経を唱えた(2回で全員焼香)。その前に叔父さんが足が痛いというので、鍼をしたら、具合が良いというと、皆が私も肩が、腰が、と言いだして、賄いの叔母さん達まで来て、一大鍼灸デモンストレーションになった。
2016年9月20日
武道 鍼灸
痛風で困っていると聞いた知り合いの大先生が、わざわざ「まんかい鍼灸院」を訪ねて、特別に治療をして下さった。
イオンパンピングという、北里大学東洋医学研究所(世界初のWHO認定東洋医学のセンター)の開設当初に活躍をして居た間中喜雄先生が考案した方法という。
コードにダイオードを接続して、一方向に電流が流れるようにして、愁訴に集まっているプラスイオンを散らすという理屈らしい。
知人の先生は、痛風と火傷治療には著効ありという。全て、自ら経験済みのことしかおっしゃらない先生なので、信用して治療して頂いた。
痛風と言うことで、母趾MP関節当たりをアルミで包みプラス電極とした。しばらくすると熱い感じがする。終わって、特になんともないと思ったが、左をかばわずに立っているでしょうと言われた。確かに! 人間、痛いときは感ずるが、良いと気にならない。
これは良いと翌日は自分でやってみた。
このコードは今は販売されていない。それで、自分で東急ハンズでダイオードを買って作ってみた。久しぶりに半田ごてを握って、情けないことに指に火傷をした。反射的に水で冷やしたが、これは丁度良い、火傷の実験だ(涙)。確かに水ぶくれが減った気がした。
#水に冷やさないで、イオンパンピングだけなら、もっときれいになったと後日、先生に言われたが、遅し。
※痛風治療その2※
イオンパンピングは治すという根治療法ではありません。
ただ、痛風は激烈な痛みなので、先ずは痛みを取るために、普通は鎮痛消炎剤を服用したり、注射します。
しかし、良く処方されるロキソニンやボルタレンは胃腸や肝臓に負担がかかるので、あまり使いたくないです。
イオンパンピングは片方の電極とするために鍼を1本使いますが、薬や患部に鍼をするよりもやさしい治療です。
前2回は右足親指の付け根に出ましたが、今度は左足親指の付け根。これは、20年前のアキレス腱断裂以来、固まっていた足関節や母趾MP関節に鍼をして可動域を広げ、また剣道でも意識して使うように稽古をした最近の成果(!?)とも言えます。痛風はよく使う関節に発症するという理論通りです。
尿酸値が変動すると痛みが増すので、痛風発作時は、薬を飲んでいた人はそのまま飲み続け、飲んでいなかった人は慌てて飲まないようにすることが注意点です。飲んでいなかった人は、痛みが治まってから、尿酸値を下げる薬を飲むと良いでしょう。私は1昨年、そのようにして、順調に尿酸値は正常範囲に下がっていたのですが、…。激しい運動とアルコールとが尿酸値を上げ、尿酸結晶を作ります。おそらく結晶のできやすい体質なのでしょう(+_+)。
約一ヶ月経って、走ってみたら、以前よりも左足拇指臼に加重をして蹴ることもできました。これは超回復!と喜びすぎないように、スポーツ障害からの復帰と同じように、徐々に負荷を高めて行こうと思っています。剣道の地稽古を始めると、打たれまい、打とうとついエンジン全開になるので、ランニングや素振りから取り組みます。
2016年8月13日
武道 鍼灸
日本武道館で、全日本少年少女錬成大会の審判、無事に終わりました。
7/23,24の二日間で約千人、それぞれに入場行進から(40分もかかる、審判はその間じゅう拍手)、16試合場に分かれて基本試合(切返し・打ち込み)と普通の試合。8:00ぐらいに行くと、広い武道館を埋め尽くして準備運動・稽古の最中。
昨年、左眼を負傷した時に、動けないところを荷物などを探して持ってきてくれた隣りの試合場の審判の方に会ってお礼を言ったり、同じ試合場で審判をしていた女性が訪ねてきたり、と後始末もできました。
今回は、足も痛くて敏捷に動けないので、試合者と少し距離を離して審判をしました(*_*) そうしてみると、やはり子どもの素速い動きというのは危なく感じる所が結構ありました。
それで、痛風はどうなったかというと、痛風はよく使う関節に出てくると言うのが改めて分かりました。
昨日一日持ったと喜んでいたら、今朝起きてみると足裏が激痛。左母趾と中足骨の関節の足裏(足底)が痛い、踏んでも辛い。
昨日の審判で、子供達が動き回るのに合わせて、前後左右に試合場を動き回ったので、しかも上下動を少なく水平に動くので、足裏をよく使った。通常の好発部位は前回のFBにアップした足の横側だが、今度は裏に痛みが来た。
今日は審判が昨日より二人も減っているので休むわけにも行かない。足裏の関節部に鍼をしてなんとかしのごうと自分で鍼をする。足の裏は鈍感なようで痛みに敏感! 朝からトホホ体験。
なんとか、騙し騙し、一日、審判をやってきた。最初の審判の後で、審判主任にもっと動いて下さいと注意される。確かに子供達にとっては、日本武道館での試合は一生の思い出、全国から夏休みに集まってきている。それからは、こっちも必死に動いて審判をした。
後遺症、左足に体重をかけるのが辛い。しばらくは、稽古はお預けになりそう。
2016年8月13日
武道 鍼灸
7月の三連休はいろいろとありました。
19日(日)は、国立七大戦が東京であり、会場となった巣鴨学園まで応援に行ってきました。ここのところ低調で、応援をしていても、歯がゆい思いが多く、「そこで打つな、もっと思い切り入って打て、打って止まるな、…」とつぶやき(剣道は拍手以外の応援は禁止なので)、いらつき、非常に疲れました。
久しぶりに同期や先輩に会えたのは良かったです。2年先輩の主将であった人が、自分たちも、こうやって言われていたのだろうなと苦笑していた。いつも厳しい大先輩が静かに見ていた。あまり真剣に見ていると持たないぞと一言。この大先輩は、地元での指導だけでなく、毎年、大会の場所に足を運んでいる、俺は何年も、こういう戦いを見てきたと。偶に見て怒ったり、熱くなってはいかん。でも、3月に遠征稽古に来たときは、今年は結構いけると思ったんだが、…。
前日の18(土)はOB,OGの合同稽古が東大駒場の体育館であった。暑い中、窓も無くて汗だく。私は稽古の後、患者さんの予約があったので、直ぐに帰った。その後、懇親会で飲んで、脱水症状でぶっ倒れて救急車に運ばれたOBもいたという。私は、その夜から、左足の親指付け根が何となく怪しく、ビールを控えた。一昨年、暑くなった7月に稽古の後、ビールを飲んで、ひどい痛風を発症した。翌日、痛みが残って、そろりそろりと応援に行った。次の20(月)の海の日は、更に痛くなり、じっとしていた。次の日も段々と痛くなり、一昨年の悪夢が蘇る。その時に懲りて、尿酸値を下げる薬をもらって順調に下がっていたのだが。次の日はその薬をもらいに内科に行く予定だったので、一緒に痛み止めも処方してもらった。それから、鍼と湿布をしつつ、あまり動かずにビビリながら、過ごした。
ようやく、痛みが薄らいできた。23日から二日間は、日本武道館で、全日本少年少女錬成大会の審判をする。昨年は左眼打撲の怪我をしたが、今年は無事に勤めたいと思う。
2016年8月13日
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