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親ばかニュース 第6回ものづくり日本大賞受賞

IT もろもろ

娘の会社が選ばれ、社長と共に表彰されるとのこと。
「世界初の大豆分離・分画技術USS製法による豆乳・豆腐の新カテゴリー製品開発」
(USS製法を開発した不二製油と共に、商品化をした相模屋食料が選ばれた)

バイオの研究がしたいからと奈良へ、東京へ戻って就職かと思いきや、やりたいことができるところへと群馬に就職。なかなか、私の枠に入りきらない子です。

それが、先月は結婚式を挙げたばかり、新婚旅行へ行く前夜も遅くまで会社で開発(深夜残業)とか聞いていましたが、結果が出てうれしいことです。

豆乳クリームを使った「いつでも どこでも おしゃれに 食べられる ナチュラルとうふ ハチミツ×プレーン」として発売されました。

売りは、「ナチュラルとうふが手軽なカップスタイルになって、水切りもお皿に移すことも不要。どこでも手軽に食べることができる。コクのあるナチュラルとうふにハチミツがついている」ことです。

ナチュラルとうふ ハチミツ×プレーン

群馬のコンビニでは売っています。もう少し有名になれば、都内のコンビニにも並びそうです。結婚式の引き出物!に配られましたが、宣伝文句通りに、上品な香りとプレミアムな味わいだった。

相模屋食料は伝統的な豆腐産業の枠にはまらずに、二代目社長が大胆な投資と技術革新で、長期保存商品やユニークな新製品(ザクとうふ)を出して急成長、注目を浴びています。

TPPでは伝統産業は守りの姿勢が目立ちますが、このように自己規制を取り払い、さらに外部の規制も無くして、自由で積極的な発想が望まれます。

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マスカルポーネのようなナチュラルとうふとハチミツ✕プレーン

ようやく、東京でも出回るようになったみたいです。
まんかい鍼灸院のあるビル一階のセブンイレブンにも出ていました(2016年6月2日発見)。
蜂蜜を良くかき混ぜて食べると、豆腐の風味もありつつ、蜂蜜がよく効いて美味しいです。
マスカルポーネのようなナチュラルとうふとハチミツ✕プレーン

ITproEXPO 医療とITの融合

IT 鍼灸

たまには、ITの展示会を見て、会社員時代の雰囲気を味わおうと、先週、ITproEXPOへ行って来ました。

いきなり、電車痛勤を体験。新宿から乗り込んだ東京ビッグサイトへの埼京線が、人身事故の影響で遅れるわ、満員電車のぎゅうぎゅう詰めになるわ。

会場を見わたすと、昔なじみのメーカもがんばっていましたが、展示内容は様変わりしていました。

ITproEXPO会場

マイナンバーやクラウドに絡んで、セキュリティが花盛り。合わせて、クラウドサーバのストレジ、情報共有もあちこちでやっていた。この辺は、予想通り。

珍しかったのは、ERPにコンサル機能(投資シミュレーション)を持たせていた。診断士から見れば、まさに機械的な当てはめだが。他に、、IoTはいろんな小物が出ていたがまだ模索段階という感じで、この業界の常でモノになる前に消えるかも知れない。

医療の世界に片足を突っ込んでいるので、その方面から面白いものを二つほど見つけた。

一つは、AceVisionという医療情報システム。患者はCADAというIDカードをアカウント登録して、システム導入医療機関から自分のカルテ情報を参照することができる。医療機関同士もカルテ情報を共有できる。さらに介護施設や救急車にも連携をできるという。これは、厚労省が病診連携による重複検査や投薬を削減する、病院への締め付けなどを目的に、躍起に進めている電子カルテに通じる。

カルテコでカルテ開示

将来的にはマイナンバーカードに統合されると思う。10年ほど前に、経産省による多目的ICカードの実証事業に関係したが、その時、既にその方向性は出ていた。

医者によっては、開示を嫌がるそうだが、医療費抑制の流れの中で、病院の競争も激しくなっていくから、次第に淘汰されてしまうだろう。全ての仕事はサービス業という認識が求められる。

もう一つは、長岡技術科学大学が展示をしていたSaLusTekという、イヤホンを使って耳から脈波などの生体信号を検出する。それによって、交感神経の興奮状態などを判断してビジュアルに或いは音によって、リラクセーションを促すシステムだ。

イヤホンで脈派検出

最近、iWatch などのウェラブルコンピュータが製品化されているが、私などのように腕時計が嫌いで、懐中時計、今は携帯で済ませている人間にとって、時計よりもスマートだと思う。
東洋医学では、脈を診ることで、交感神経の亢進やもろもろの症状を診断する。それに機械が追っかけているようなものだ。

最近も、テレビ(ためしてガッテン)で画期的なこととして、頑固な肩こりは、筋膜のよじれだとエコーにより検出して、画像として見ることで、筋膜を緩めるようになったと放送していた。これは、昭和50年代に既に、OA症候群に対して北里大学東洋医学研究所が委託研究により明らかにしていた。経絡治療では、その頃から、毫鍼や鍉鍼やによって筋膜を緩める治療をしている。手技の世界でも、筋・筋膜リリースは常識になっている。

現代医学では、個人技ではなく、客観的なデータとして提示できないと認められない。それで、聴診器を使う診断も廃れてきた。しかし、センサー技術、コンピュータによる解析技術の進歩により、医療機器が高度化するにつれて、東洋医学のアナログ技を追っかけて、科学的な解明と統合的な治療が行われていけば、これはすばらしいことだと思う。日本が世界に先駆けることができる分野だろうと感じた。

東邦大学 情報処理試験の免除講座

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今日、情報処理試験の基本技術者の免除講座なるものの前期集中講義を終えた。
これは、半期15回分を三日間の集中講義でやってしまうという、実に学生にも講師にも過酷なものだ。
普段無口な方なので、毎日5時間、三日もしゃべると、喉が痛い。立ちっぱなしもつらい。
家に戻り、ほっと一息。丁度、お客さんに頂いた”山崎”があるので、こいつをグビッとやると、酷使した喉にしみる。ウィスキーは、普段あまり飲まないが、今日は特別だ。
201508東邦大萼集中講義
いろいろ、大変だった。

以前から、情報産業論という講座を担当していて、これは、30数年の情報産業界の経験を元に、後進に蘊蓄を語るようなもので、かなり自由なカリキュラムだ。その延長で昨年新しく開いた当講座を気軽に引き受けたが、…。範囲が非常に広い。そして、学生には後から国家試験があり、テキストとなる教科書がありで、自由にはできない。準備に苦労した。しかし、パワポで15回分を作ったので、今年はこれを使い回して、楽勝! と思っていたのだが,…。

ところが、今年は教科書が変わります、と担当教授に言われて、深く考えずに、そうですかといった。渡された新しい教科書を見ると、構成が前回と違う。内容もずいぶん違う。それもそのはず。一日目はソフトウェア開発作業に対するプロジェクトマネジメントの分野だ。それが、プロジェクトマネジメントの国際標準 ISO 21500 を中心に記述されている。国家試験なので、デファクトのPMBOKよりも、ISO、JISが優先される。昨年の教科書は、PMBOK 第4版中心であったので、抜けていたステークフォルダ-マネジメントについては、自作の資料を配ったりした。知っていることなんだが、ワーディングが微妙に違う。それで、今回はISOとPMBOK 第5版とを勉強しなおして、資料を更新した。内容的には、経験も知識もあるんだが、言葉遣いが違うんですよね、微妙に、…。

二日目は、運用、これもデファクトスタンダードのITILベースに中身は記述されるのだが、…。今年の教科書は、ISO/IEC20000 中心になっている。昨年の教科書はITIL V2(バージョン2)だったのに。また、世の中は、このV2を適用しているところが多いというのに。しかし、ITILも ISOに対応して、バージョン3が出ている。これは構成ががらっと変わって、ノウハウの幹となるところは変わらないのに、ライフサイクル全体をカバーするというので、戦略、設計というプロセスもカバーしている。世の中のいろんな標準が、自分の世界、土俵を広げて、重なり合ってきた。それは良いのだが、違うことを主張しているわけでは無いので、…。でも、微妙に言葉が違うのですよね。運用も、新しく、バージョン3を学びなおし、資料も作り直した。

三日目は、初めの二日間と違い、企業活動編で、企業経営、組織、財務会計という内容で、そうそう変わりようがないとタカをくくっていた。そしたら、何気なく入っている、OR・IEの章に、応用数学として、確率、順列、統計、グラフ理論が紛れ込んでいる。昨年は、テクノロジー系として大学の先生が教えた教科書に入っていた。今年の教科書は何を考えたのか、ストラテジー系の章に紛れ込ませている。担当教授から、教科書に沿ってやってくださいと言われて、簡単に承知したのだが、…。基本技術者試験だから、内容は深くは無いのだが、…。しかし、あまりにも間口が広い。ソフトウェア開発、運用の実践では、待ち行列理論など実際に使う事はほとんど無い。しょうが無いので、これも、おさらいをして、パワポを作った。

そんなこんなで、二年目と甘く考えていた準備にかなりの労力を費やして、一昨日からの三日間の講義に臨んだ。この講義は70名近い学生が受講して、後で、国家試験を受けるので、まじめに聞いているので、やりがいはある。

しかし、ハプニングが。
二日目の運用マネジメントの講義中に持参していたノートパソコンが固まって動かなくなってしまった。電源ランプが赤に!
 なんで、?コンセントからとっているのにバッテリーが上がるはずは無い。コンセントが机上に出ているが、根っこは分からない。ほかのタップを探してつないでみても、だめ。いつもフォローをしてくれている教授はこの日に限って休み。あちこち探し回って、電源コードを拾ってきて、壁のコンセントからつないで、どうだ、…。やはりだめ。ノートPCの方が怪しい。講義内容は、パワーポイントでまとめてあって、これは画面無しで、漫談調にしゃべっても通じない。学生から、PCを借りる、…、訳にもいかない。
 教務室まで走って、(暑かった)、ノートPCを借りて、プロジェクタにつなぎ、…動いた。こういうときのために、USBメモリにコピーして持参していたので、事なきを得て、講義を進めることができた。丁度、講義では、運用におけるリスクマネジメント、事業継続の話をしていたところなので、このようにバックアップを取っておいて、システムを切り替えて継続するんだと、したり顔にしゃべった。内心は汗、汗、…だった。

皇居ラン三たび 第4回 WALK & RUN フェスタ

IT もろもろ 鍼灸

皇居ラン三たび 東京都中小企業診断士協会主催 第4回 WALK & RUN フェスタ

 三度目の皇居ランに挑戦しました。そもそものきっかけは、このイベントへの申込から始まった。

 先日のランで、完走できる目処はついていたが、当日、組み分けを聞くと走るか歩くかではなく、なんと、2周する早い組と遅い組、1周だけの組とウォーキングの4組に分かれるという。遅い組が1周32分とか、…、あの私は50分なのですが、…。

 ウォーキングがよいかどうしようかと実行委員に聞いてみました。全く相手にされないと思いきや、2周するのですか?と聞かれて、とんでもない、1周だけですが、足切りとあるのですか?というと、全体で1時間あるから、その間に帰ってくればよいとのこと。それなら、ウォーキングよりも走った方がよい。

 実行委員が先導をして走り出す。1週組は皆遅いようなことを言っていたが、結構快調なペースで走る。私も必死について行く。途中で写真を撮ったり、休みたいが、一度止まると、追いつける気がしないので、ひたすら走る。
 
 雨の予報は外れて、薄日もさしてきて、暑い。手ぬぐいで顔を拭いつつ、完走。40分を切った。威張れる数字ではないが、大勢で走れば結構行けるもんだ。

 シャワーを浴びて、懇親会。こっちが本番(みんなも同意見)。ほぼ全員、30人以上が乾杯をした。20秒スピーチ。皆さん診断士なので、手際よく自己紹介をする。私は、ITコンサルをできる鍼灸師としてユニークさで結構受けました。3時間の歓談もあっという間に過ぎて、楽しい一日であった。

 診断士の中に、マラソン同好会があって、フルマラソンや100kmマラソンに出場したという強者もいる。日頃剣道や太極拳をやっているが、足が遅いというのはそれほど気にしていなかった。しかし、足の力は、全ての運動の基本だから、走り込みをした方がいいと思い直した。

 次の日も膝の痛みはなく快調、ただ筋肉痛と二日酔いが残った。

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